「韓国メディアがまた中国のせいに」=過去10年で最悪の“黄砂”めぐり中国メディアが不満

Record China    2021年3月16日(火) 13時20分

拡大

中国メディアの参考消息網は15日、「韓国メディアがまた中国に責任を押し付けようとしている」とする記事を掲載した。

過去10年で最悪と言われる黄砂が北京市など中国北部に飛来する中、中国メディアの参考消息網は15日、「韓国メディアがまた中国に責任を押し付けようとしている」とする記事を掲載した。

記事は、英BBCが報じた分析を基に「黄砂はモンゴルからの強風によってもたらされた」とし、モンゴルでは特大の砂嵐によってこれまでに9人が死亡、10人以上が行方不明になっていることを説明した。

その上で、韓国・聯合ニュースが同国気象庁の15日の発表として「前日(14日)に中国の内モンゴルとゴビ砂漠で発生した黄砂が、16日未明から午前にかけて韓国に飛来する見通しだ」と報じたことに言及し、「一部の韓国メディアがこの黄砂の発生源をめぐって中国に責任を押し付けた」と主張した。

記事は「この『中国発生説』は瞬く間にネットユーザーの注目を集めた」とする一方、「(中国)国家林業草原局・砂漠化モニタリングセンターの衛星画像や地上での観測情報などを総合的に評価すると、今回の砂ぼこりは主にモンゴルで発生した」と指摘。「14日午前にモンゴル南西部で発生した黄砂が、気流に乗って南下し、同日夕方には内モンゴル中西部の境から中国に入った」と説明している。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携