韓国の元AOAメンバーが文大統領を批判「国民の声を聞いてほしい」=韓国ネットは発言を支持

Record China    2021年3月9日(火) 20時50分

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ガールズグループAOAの元メンバーであるクォン・ミナが7日、政府による不動産問題と新型コロナウイルスワクチンに対する政策を批判する発言をし、話題を呼んでいる。写真は韓国大統領府。

ガールズグループAOAの元メンバーであるクォン・ミナが、韓国政府による不動産問題と新型コロナウイルスワクチンに対する政策を批判する発言をした。9日、韓国・朝鮮ビズが報じた。

記事によると、ミナは7日にSNSのライブ配信で新型コロナウイルスによる生活苦を吐露し、「文在寅(ムン・ジェイン)大統領があまりにも不動産価格を上昇させている」と語った。

また、「新型コロナワクチンを接種しなければならないが、接種後に何件も問題が起きているので怖くて打てていない」とし、「大統領が(ワクチンを)打つなら(私も)打つ」と発言。

これにより政府の支持者から悪質な書き込みが相次ぐと、8日には「国民として発言した」「政治的な発言が危険なことは承知だが、私は芸能人である前に韓国国民の1人」とし、「国のために働いて下さっているなら、もう少し国民の声を聞いてほしい」と反論したという。

ミナは2019年5月にAOAを脱退しているが、2020年7月には同じグループのメンバーであったジミンから10年間いじめを受けていたと主張。ジミンからの謝罪に対しても「誠意が感じられない」として暴露を続けた。ジミンはAOAを脱退後、芸能活動を中止している。

この報道に対し、韓国のネット上では「間違ったことは言っていないのに、なぜそんなに大統領の支持者はむきになるんだ?」「こんなにしっかりしたアイドルがいるとは。今後も活躍してほしい」「与党を支持する発言をすれば『賢い芸能人』で、野党側に立てば『ただの構ってちゃん』と言われブラックリストに。これが韓国の現実だ」「当たり前のことを勇気を持たないと言えない世の中がおかしい」「過去の政権では悪口を言っても何も言われなかったのに、今は大統領が神聖視されて正しい発言でも批判される。共産主義化しているようで恐ろしい」など、ミナの発言を支持する声が多く見られた。(翻訳・編集/丸山

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