「限韓令」は続行か?4年越し公開の中韓合作映画「我愛喵星人」、チケット前売り中止

Record China    2021年3月9日(火) 10時20分

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今月14日から中国で劇場公開を予定していた中韓合作の映画「我愛喵星人」が、チケットの前売りを中止。事実上の解除とも報じられていた「限韓令」の行方が注目されている。

今月14日から中国で劇場公開を予定していた中韓合作の映画「我愛喵星人」が、チケットの前売りを中止した。事実上の解除とも報じられていた「限韓令」の行方が注目されている。

「限韓令」は2017年、在韓米軍による高高度防衛ミサイル(THAAD)配備に対し、中国から韓国への制裁措置として始まったもの。それまで中国の巨大市場を目当てに、多くの韓国人タレントが進出していたが、一気に姿を消すこととなり、当時続々と制作された中韓合作のコンテンツも公開される機会のないまま現在に至っている。

当時制作された中韓合作の一つで、もともと17年に公開予定だった映画「我愛喵星人」がこのほど、ホワイトデーの今月14日から上映することを発表。同時に新たなビジュアルポスターも公開していた。しかしここ数日、興行チケットを販売するサイトからはいずれも「我愛喵星人」が姿を消しており、予定通り公開されるのか、延期あるいは中止されるのかも分からない状況となっている。

中国の国営テレビ・中央電視台(CCTV)を傘下に置く中央広播電視総台と、韓国放送公社(KBS)が先月末、運営や技術面で全面的に協力していくことを明らかにした。その直後に、「我愛喵星人」の4年越しの中国公開が発表されたことで、「限韓令」の全面解除を前に“在庫一掃”を始めるのではないかと見られていたが、再び雲行きが怪しくなっている。

「我愛喵星人」は韓国の人気男性グループEXOのセフン、ドラマ「となりのツンデレ王子」などで知られる中国の女優ウー・チェン(呉倩)が共演している。

なお、「限韓令」で公開のめどが立たなくなり現在に至る中韓合作の映画やドラマは、主だったものだけで15作品ほどを数える。(Mathilda

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