「断交」から42年、米駐日大使が台湾駐日代表を「招待」

Record China    2021年3月6日(土) 14時20分

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5日、観察者網は、米国の駐日大使が42年ぶりに台湾の駐日代表を「招待」して会談を行ったと報じた。

2021年3月5日、観察者網は、米国の駐日大使が42年ぶりに台湾の駐日代表を「招待」して会談を行ったと報じた。

記事は、米国のジョセフ・M・ヤング駐日臨時代理大使が4日にTwitter上で、台湾の謝長廷(シエ・ジャンティン)駐日代表を在日米国大使館に招いて地域の安定、経済の繁栄、人員の関係強化などの共通の優先事項について協議を行ったことを明らかにしたと伝えた。

また、ヤング氏が書き込みとともに謝代表とのツーショット写真や、「台湾、米国、日本の友好が長く続くことを願う」という謝代表の英語メッセージの画像を掲載したこと、画像から両者の会談が今月2日に行われたとみられることを紹介している。

そして、台湾の駐日経済文化代表処(大使館に相当)が5日にヤング氏のツイートを引用するとともに、台湾が理念の近い国との友好関係、パートナーシップを引き続き深めていくことを望んでいるとコメントしたことを伝えた。

その上で、台湾メディア・中央社が5日にこの件について「台湾(中華民国)と米国が1979年に断交して以降、初めて米国政府関係者がわが駐日代表を官邸に招いて交流を行った」と報じ、ポンペオ米前国務長官が今年1月に台湾との接触制限撤廃を発表したことをその背景に挙げたとしている。

記事はさらに、シンガポール紙・聯合早報の5日付報道として、接触制限撤廃発表後に米国と台湾の官僚が第三国で面会するのは今回で4回目で、これまでにオランダ、フランス、スイスで接触を行っていたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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