【全人代記者会見】中国が意図的に低い貧困脱却基準を選択したという問題は存在せず

人民網日本語版    2021年3月5日(金) 17時10分

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第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議の記者会見が4日夜に北京の人民大会堂でオンライン形式で開催され、張業遂報道官が会議の主な段取りを説明し、国内外の記者の質問に答えた。写真は中国の農家。

第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議の記者会見が4日夜に北京の人民大会堂でオンライン形式で開催され、張業遂(ジャン・イエスイ)報道官が会議の主な段取りを説明し、国内外の記者の質問に答えた。

中国の貧困脱却基準について張報道官は、「中国の現行の貧困脱却基準は総合的な多次元の指標であり、1人当たり平均所得の指標を含むと同時に、『両不愁三保障』を貧困脱却の基本的要求及び核心的指標としている」と説明。

「『両不愁三保障』とは、農村の貧困層が衣食の愁いなく、義務教育、基本医療、住宅の安全を保障されるようにするものだ。これには大量の財政投入が必要だったが、貧困層の生活水準を大幅に高めた」とした。

また、「全般的に見て、中国の貧困脱却基準は自国の経済・社会発展水準と見合うものであり、世界銀行が2015年に決定した1人1日1.9ドルという貧困ラインより高く、国連『持続可能な開発のための2030アジェンダ』における極度の貧困ラインよりも全体的に高い。中国が意図的に低い貧困脱却基準を選択したという問題は存在しない」とした。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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