アジア歴訪中のオバマ大統領の専用機、中国の防空識別圏内を飛行していたが、その意図は?―米紙

Record China    2014年4月28日(月) 16時55分

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28日、アジア4カ国を歴訪中の米オバマ大統領を乗せた専用機「エアフォースワン」が韓国からマレーシアへ向かう途中、中国が東シナ海に設定した防空識別圏内を飛行していたことが分かった。資料写真。

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2014年4月28日、ニューヨーク・タイムズによると、アジア4カ国を歴訪中の米オバマ大統領を乗せた専用機「エアフォースワン」が韓国からマレーシアへ向かった際、中国の設定した東シナ海の防空識別圏(ADIZ)内を飛行していたことが分かった。人民日報(電子版)が伝えた。

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AP通信は専用機が中国の防空識別圏内を飛行したことを「対抗と歓心」のメッセージだと報じ、同盟国の信頼を得ることと、米国が中国に対抗する構えのあることを示したほか、中国にロシア北朝鮮問題でこれまで以上に協力するように圧力をかけたと指摘した。アナリストはオバマ大統領の対中政策を「協力を求めると同時に、台頭に対抗する」と総括している。

また、ロシアメディアは、米国はロシアに対して圧力をかけるだけでなく、アジア歴訪で中国の対米不満を深めたことになり、米国はロシアと中国を同時に相手にしなければならず、自殺的政策にほかならないと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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