子どもが自分でお小遣いを稼ぐ時代?韓国の小学生ユーチューバーが驚きの収入を続々公開し話題に

Record China    2021年3月10日(水) 8時20分

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最近韓国では、小学生ユーチューバーが株や動画配信による自身の収入を公開する事例が相次いでいるという。資料写真。

2021年3月3日、韓国・ヘラルド経済によると、最近YouTube(ユーチューブ)に進出した韓国の小学生が、相次いで自身の収入を公開しているという。

記事によると、ユーチューバーとして知られる12歳の男児は、昨年8カ月間の株の収益を公開した。その評価損益は544万8406ウォン(約52万円)であり、収益率は27.57%だった。

男児は新型コロナウイルスの影響で株価が暴落した2020年4月ごろ、両親と共にテレビを見ていた際、「今は大バーゲン期間だ。サムスン電子とカカオを買え。チャンスを逃してはいけない」という専門家の話を聞き、株を始めることにしたという。

それ以来、韓国内優良株のサムスン電子や現代自動車、NAVER(ネイバー)、カカオなどの株式を少しずつ買い集めた。現在の株式収益率は40%を超えており、全体の評価額は1400万ウォン(約134万円)に迫っている。

元手資金となったのは「誕生祝いなどで親戚からもらったお金を貯めていたもの」だという。

また別の小学生ユーチューバーも、YouTubeを通じた収益を公開。この男児は昨年4カ月の間、毎月80万ウォン(約7万6000円)から150万ウォン(約14万3000円)の収入を得たと明らかにしたという。

ユーチューバーは、韓国の教育部が発表する「小中学生の進路教育の現状調査」において毎年トップ5に入る人気の職業とされる。21年もユーチューバー、BJ、ストリーマー(動画コンテンツの配信者)などのクリエイターは、「なりたい職業」の4位(6.3%)にランクインした。

記事は「年齢に関係なく自身のコンテンツで堂々と稼ぐことのできる」との利点を紹介する一方、「再生回数や登録者数を増やす目的で、逸脱行為に走る未成年ユーチューバーが社会問題になっている」点も指摘している。

この記事に対し韓国のネットユーザーからは、「12歳で株に目を付けるなんてすごい。偉大な投資家になってほしい」「韓国人は金が好きだけど金を罪悪視してる」「運がよかったんだ。これを見て株を始めたら財産を失うぞ」「お金を稼ぐよりも、韓国国民として誠実な人間に育ってほしい」「子どもの頃は友達と何も考えずに思い切り遊んで、楽しい思い出を作るのが一番だ」「楽して稼ぐことを覚えたら、一生懸命働かずに株ばかりするようになるからよくない」など、さまざまな反応が寄せられた。(翻訳・編集/丸山

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