ユニクロ値下げは日本だけ、中国では行われず=中国ネットは落胆の一方「すでにコスパ高い」の声も

Record China    2021年3月4日(木) 21時20分

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ファーストリテイリングが運営する「ユニクロ」と「GU」で「実質的な値下げ」が行われることが中国でも報じられ、注目が集まった。

ファーストリテイリングが運営する「ユニクロ」と「GU」で「実質的な値下げ」が行われることが中国でも報じられ、注目が集まった。

同社は4日、ほぼすべての商品について実質9%程度値下げすると発表した。現在は商品価格の表示を「本体価格+税」と表記しているが、そのまま税込み価格として販売する。4月1日から総額表示が義務化されるが、「実質値下げ」は今月12日から実施される。

ユニクロは中国でも人気のブランド。今回の件について、財新網など一部の中国メディアが「新型コロナウイルスの大流行で、多くの人々が困難な状況にある」ことが値下げの理由と報じたため、ネット上では一時「中国の店舗でも値下げされるのか?」と期待感が高まった。

しかしその後、ユニクロ中国が「日本政府の政策に合わせた日本国内での価格調整のため、日本市場以外では現在のところ値下げの予定はない」とコメントしたことが伝えられている。なお、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のランキングでは「ユニクロ中国は値下げの計画なし」が一時トップ10に入るほど注目を集めた。

中国のネットユーザーからは、「一視同仁(分け隔てなく平等に仁愛を施すこと)じゃなかったの?(泣)」と残念がる声や「(中国は)最大の市場なんだから当然、値下げはしたくないよね」といった声のほか、「正直言うと、ユニクロの中国での価格は良心的。デパートではわけのわからないブランドの商品が1000元(約1万6000円)以上で売られている」「実はもう十分安い」「ユニクロはもともとコスパが高い」といった声も上がっている。(翻訳・編集/北田

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