<サッカー>中国・江蘇FC、外国人選手らから不満噴出!「オーナーは詐欺師」―中国メディア

Record China    2021年3月2日(火) 19時20分

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1日、観察者網は、中国サッカー・スーパーリーグの昨季王者である江蘇FC(旧江蘇蘇寧)が運営停止を発表したことについて、所属の外国人選手らから不満が噴出していると報じた。

2021年3月1日、観察者網は、中国サッカー・スーパーリーグの昨季王者である江蘇FC(旧江蘇蘇寧)が運営停止を発表したことについて、所属の外国人選手らから不満が噴出していると報じた。

記事は、「江蘇蘇寧が江蘇FCの運営停止を発表してからネガティブなニュースが続々と伝わってくる」とし、同クラブに所属する外国人選手らが「我慢の限界とばかりに大々的なクラブ批判を展開している」と伝えた。

記事によると、イタリア代表FWエデルは「数カ月間ホテルに閉じ込められながら蘇寧の名を世界に知らしめたにもかかわらず、何のリスペクトも得られない。オーナーは詐欺師だ。われわれにしてくれると言ったことを実現していない」といった趣旨の長文を発表し、クラブや親会社への不満をぶちまけたという。

記事は、昨季スーパーリーグ(中国1部)を制覇した同クラブについて、「これまで現地メディアは親会社が2000万元(約3億3000万円)のボーナスを支給すると報じてきたものの、実際には支給されておらず、これに代わる動きも見られない」と指摘。「主力として活躍したブラジル人MFテイシェイラも、優勝ボーナスが出ないことに憤りを示していた」と伝えた。

さらに、同クラブとの契約を解消したオラロイ前監督の報酬問題も完全に解決しておらず、両者の紛争はすでに国際サッカー連盟(FIFA)が扱う段階にまでエスカレートしていると紹介。オラロイ氏が先月地元のルーマニアメディアの取材を受けた際に「昨年にクラブを優勝に導いたのに、ほぼ何のリターンも受け取っていない。しかもクラブは深刻な財務問題を抱えていて、給料の支払いも滞っている。サポーターや選手たちに申し訳ないし、スタッフとして私も離れたくなかった。われわれの貢献、成績はもっと尊重されるべきだ」とコメントしたことを報じた。(翻訳・編集/川尻

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