2021年2月25日、韓国・世界日報は「日本のあるゲーム開発会社がゲームから旭日旗を削除し、中国の国旗に変更して物議を醸している」と伝えた。

ゲーム開発会社・カプコンは今月18日、「カプコンアーケードスタジアム」というゲームソフトを日本で発売した。ソフトにはカプコンが過去にリリースしたゲームなどが収録されており、その中には韓国でも人気を博した「ストリートファイター」も含まれていたが、記事によると、このゲームのステージ背景とキャラクターの国旗が修正されていたという。

かつてこのゲームには、旭日旗や香港の旗がキャラクターと共に登場していた。ところが、今回発売されたゲームでは旭日旗が削除され、キャラクターは香港から中国の国旗に変更されたという。記事は「これは中国の香港国家保安法を意識したものとみられる」としている。

これに対し、日本の一部ネットユーザーからは「韓国と中国の圧力に屈して背景を変更した」と批判の声が上がった。韓国のネット上では「日本の国旗を使ってたら、韓国は何も言わない」「旭日旗じゃなくて戦犯旗なんで」「起源が何であれ、戦犯旗として使われたのであれば被害国の感情を考慮して使わないのが礼儀」「文句があるのなら先祖に言ったら？」などの声が上がっており、やはり旭日旗への風当たりは強いようだ。（翻訳・編集/松村）