地下鉄の工事中に爆発!破片が超高級プライベートジェットに直撃、修理費30億円―中国

Record China    2021年2月25日(木) 11時20分

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23日、中国メディアの上游新聞によると、四川省成都市の空港に駐機していた高級プライベートジェットが付近での爆発事故で破損し、修理費用が約30億円に上ることが明らかになった。

2021年2月23日、中国メディアの上游新聞によると、四川省成都市の空港に駐機していた高級プライベートジェットが付近での爆発事故で破損し、修理費用が約30億円に上ることが明らかになった。

記事によると、民航四川安全監督管理局航空安全委員会は20日、2020年4月26日に発生した世界トップクラスの高級プライベートジェット・ガルフストリームG550の翼部損傷事故調査報告を発表した。

報告によると、およそ2億9000万元(約47億6000万円)の価値を持つガルフストリームG550が成都双流空港に駐機していた際、空港外で行われていた地下鉄工事現場の起重機が爆発して破片が空港内に飛来、同機の翼部に命中して同機が破損した。

初歩的な評価報告では、被害を受けたのは期待番号がB-8275のガルフストリームG550で、中国漢宇航空有限公司により委託管理され、機体には四川省の企業である宏達集団のロゴが塗装されていた。このため、同集団の董事長が所有していたとの報道も出たという。

報告は、現時点の見積もりで同機の修理費用が2880万米ドル(約30億円)に達し、新品の価格である4500万ドル(約47億6000万円)の60%以上に上るとした。現在、同機の所有権を持つ国際機械設備輸出入貿易有限公司は関係機関からの賠償支払いを待っている状態であり、損傷した飛行機の処遇はまだ決まっていないという。(翻訳・編集/川尻

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