中国製造業の実力を反映する「手で裂けるステンレス」―中国メディア

人民網日本語版    2021年2月24日(水) 0時0分

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明らかに一巻きのステンレス材であるにもかかわらず、広げると蝉の羽のように薄く、手で簡単に裂くことができる。「手で裂けるステンレス」は幅広で超薄型の精密ステンレスだ。

習近平総書記は山西省を視察した際に、「ステンレスが指に巻けるほど柔らかくなった」と述べ、国産品の「手で裂けるステンレス」を称賛した。このほど開かれた第6回中国工業大賞発表会において、この太鋼ステンレス精密帯鋼有限公司が独自開発した世界で最も薄いステンレス箔「手で裂けるステンレス」が大賞を受賞した。人民日報が伝えた。

明らかに一巻きのステンレス材であるにもかかわらず、広げると蝉の羽のように薄く、手で簡単に裂くことができる。「手で裂けるステンレス」は幅広で超薄型の精密ステンレスだ。中国はこれまでの長期にわたり、この国の重要な新興分野で必要とされるハイテク基礎材料を生産する能力を持たず、高額で輸入する苦境に直面していた。輸入品だと1グラムあたり数百元もする。近年、宇宙、原発、新エネなどの新興産業の急発展により、国内市場で同製品の需要拡大が続き、キーテクノロジーを他国に握られることによる需給バランスの乱れが日増しに顕著になっている。これを背景に、国産「手で裂けるステンレス」が誕生し、高価な輸入品を買う状況から安価な国内での製造へと変わった。

厚さが一般的な印刷用紙の4分の1しかない金属を独自生産するため、同社の技術チームは十数年にわたる研究開発を展開した。前後して試験を700回以上繰り返し、170以上の設備の難題、450以上の製法の難題の解消に取り組み、厚さ0.02ミリのステンレス箔を生み出すことに成功した。チームは2020年、新たに圧延などの製法の限界を突破し、新エネ車のバッテリー生産に使える厚さがわずか0.015ミリの「手で裂けるステンレス」を生み出した。

データによると、中国の重点統計対象となっている鉄鋼企業の20年の売り上げは前年比10.86%増の4兆7033億元(約75兆2528億円)だった。中国の鉄鋼業が新型コロナウイルスの打撃に耐えられたのは、整った産業チェーンの優位性によるものだけでなく、川上・川下企業の革新的な協力によるものでもある。感染対策において、「手で裂けるステンレス」、高品質軸受鋼、歯車用鉄鋼などの新製品の売り上げが流れに逆らって拡大した。利用者の新たな需要を絶えず満たし、鉄鋼の生産能力を安定させるとともに、市場の空間を切り開き、鉄鋼工業の発展の安定的な好転を後押しした。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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