池江璃花子が復帰後初優勝!中国ではどう報じられているか

Record China    2021年2月22日(月) 19時20分

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競泳の池江璃花子が21日に行われた東京都オープン・50メートル女子バタフライで、白血病からの復帰後初優勝を飾った。中国でも大手メディアが相次いで報じるなど、注目されている。資料写真。

競泳の池江璃花子が21日に行われた東京都オープン・50メートル女子バタフライで、白血病からの復帰後初優勝を飾った。中国でも大手メディアが相次いで報じるなど、注目されている。

池江は復帰後5戦目となる同大会の予選を全体トップのタイムで通過すると、決勝でも他の選手を圧倒する泳ぎを見せ、自身の日本記録(25秒11)に迫る25秒77で優勝した。

池江の優勝を中国のメディアも相次いで報じている。

中国紙・成都商報は「白血病から復帰しわずか半年、日本の『六金王』女子競泳選手が再び優勝」と題する記事で、池江が2018年のアジア大会で前人未到の6冠を達成したことに言及。「決して順風満帆ではなかった。19年2月に白血病と診断され、治療に専念せざるを得なくなり、プロとしてのキャリアに影を落とした」とする一方、「しかし、それからわずか1年半後の昨年8月に池江は再びプールに戻ってくるという伝説的な経験をした」とし、今回の優勝タイムについて「19年光州世界水泳選手権の中でも8位相当の好記録」だと伝えた。

ポータルサイト・網易(NetEase)に掲載された記事は、「奇跡を起こす!池江璃花子が復帰後初優勝、白血病に打ち勝ち、東京五輪に間に合う可能性も」と題し、今回の優勝は「世界に向けて正式に王者のカムバックを宣言するもの」と表現。「病魔に侵されてから、池江は自身の目標を2024年のパリ五輪に定めていたが、神速で回復した彼女はもしかしたら東京五輪の試合会場に間に合うかもしれない」とも伝えた。

中国メディアの中国新聞網は「白血病に打ち勝った池江璃花子、ついに復帰後初優勝!」と題する記事で、優勝と白血病からの復活を説明。池江について「現在20歳、日本水泳界の超級の新星であり、その名に恥じることがない新世代のリーダーである」と紹介し、「復帰後初優勝を成し遂げた池江は、さらなる目標に向かって突き進む」と伝えた。

このほか、中国中央テレビ(CCTV)や人民日報は、復帰後初優勝であることに加えて、25秒77のタイムが今年同種目の世界4位に相当すると伝えている。

中国のネットユーザーからも反響が寄せられており、「復活おめでとう」「頑張って!」「白血病から復活して優勝、本当にすごい!」「まさに五輪精神だ!」「この精神、祝福に値する」「絶対あきらめない池江璃花子を私も応援する。東京五輪で優勝してほしい」といったコメントが書き込まれている。(翻訳・編集/北田

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