「えぇ?いま掃除するの!?」中国の映画館で驚いた3つのこと

中信出版日本    2021年4月28日(水) 20時50分

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外国に行くと、ちょっとした習慣の違いに驚き、戸惑い、ときに面白さを感じることがあります。それはお隣の国である中国も同様。

外国に行くと、ちょっとした習慣の違いに驚き、戸惑い、ときに面白さを感じることがあります。それはお隣の国である中国も同様。今回は2016年~2018年ごろに私が中国の映画館で感じたカルチャーショックを3つご紹介します。

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窓口でチケットを買うと… 映画のチケットは窓口で買わずに、オンライン決済で買うのが一般的。その大きな理由の一つが圧倒的に安く買えるからです。私は以前、深センを旅行したときに、休憩がてら映画を観に行ったことがあります。基本的に、中国のオンライン決済は海外旅行者だと使えません。そのため、当時の私はやむなく窓口でチケットを買うことに。

チケットを購入しようとすると、窓口の女性が「なぜ窓口で買うんですか?オンラインの方が安いですよ」と目をぱちくり。続けて「スマホを出して!やり方を教えますよ」といわれ、親切過ぎる対応に今度はこちらがびっくり。

「旅行で来たので、WeChatPayもAlipayも使えないんですよ」と言うと、「それはしょうがないですね…でもかなり高くなりますよ?本当にいいんですね?」と念押しされようやく購入完了。映画館によって異なりますが、オンラインで買えばおおよそ40元(約660円)で済みますが、窓口で買うと80元(約1,310円)ほどと、約2倍に跳ね上がります。そりゃオンライン決済を勧めますよね…。

上映中の笑い声、感嘆の息… 中国で映画を観るときに覚悟しておかなければいけないのが劇場での「声」です。日本と比較して、中国では映画鑑賞中のリアクションがだいぶ大きいです。コミカルなシーンでは盛大に笑い、泣けるシーンでは大げさなくらい感動します。

私は日本で大ヒットを記録した『君の名は。』を中国で鑑賞したのですが、フッと人が消えるシーンでは2〜3人の「没了…!(消えた!)」という声が聞こえました。また、物語後半の感動的なシーンでは、「あぁ…」という感嘆のため息が劇場を包みこみました。

エンドロールが始まるとすぐ… 中国で映画を鑑賞する際に、毎回驚くのがエンドロールのときです。感動の余韻に浸る中、エンドロールが始まるとほとんどの人が席を立ち、足早に劇場を後にします。規模が小さい映画館に行ったときには、エンドロールの途中で清掃の方が入ってきて私の足元を掃き始めたときには、さすがに「えぇ?いま掃除するの!?」と思わずにはいられませんでした。

近年、中国では映画を最後までしっかりと観てもらうために、エンドロールにもちょっとしたムービーを差し込んだり、「别着急,还有彩蛋(急がないで、まだお楽しみがあります)」といった文言を表示したりと、工夫を凝らしています。今後はすこしずつ状況も変わっていくかもしれません。 

日本では映画中の大きなリアクションが気になる方も多いと思います。しかし、中国のこうした「にぎやか」な映画館の雰囲気は、みんなで映画を楽しんでいるという気分にもなり、「悪くないな」と個人的には思っています。
 
※1元=16.4円で計算 (提供/中信出版日本)

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