NYの「チャージングブル」制作者が死去、中国メディアも関心示す

Record China    2021年2月22日(月) 21時20分

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澎湃新聞など複数の中国メディアが、米ニューヨークのウォール街近くに設置されている雄牛の銅像「チャージングブル」の作者が死去したことを紹介する記事を掲載した。

澎湃新聞などの中国メディアは20日から21日にかけて、米ニューヨークのウォール街近くに設置されている雄牛の銅像「チャージングブル」の作者であるアルトゥーロ・ディ・モディカさんが死去したことを紹介する記事を発表した。

モディカさんは、がんを患っていたと伝えられている。イタリアのシチリアで亡くなった。80歳だった。

モディカさんは1989年に重さ3200キロの銅像であるチャージングブルを、ニューヨーク証券取引所の門前に設置したが、警察に押収されてしまった。しかし世論が盛り上がったことで、ニューヨーク市当局が現在の場所に安置したという。

金融市場の世界では、雄牛(ブル)が角を下から上に着き上げる動作をすることから、相場が上昇局面にある、または強気相場であることを「ブル」と表現する。チャージングブルは、米国金融市場の大切な「縁起物」になった。

モディカさんは、中国を代表する証券取引所の一つである上海証取がある上海市内の外灘(ワイタン、バンド)に2010年に設置された雄牛の銅像「バンドブル」の制作も手掛けている(翻訳・編集/如月隼人

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