年の差61歳「カップル」のウェディングフォトの背後には感動のエピソード―中国

人民網日本語版    2021年2月22日(月) 21時50分

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ある年若い消防隊員の男性と80代の高齢女性の「ウェディングフォト」が最近、中国のネット上で大きな話題となっている。

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ある年若い消防隊員の男性と80代の高齢女性の「ウェディングフォト」が最近、中国のネット上で大きな話題となっている。この2人は一体どんな「カップル」なのだろう?写真に写る若い男性がこのほど、その写真の背後にある感動のエピソードを紹介してくれた。中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)の「中国之声」が伝えた。

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写真に写る若い男性は張佳港(ジャン・ジュウガン)さん(24)で、江西省新余市分宜県消防大隊の消防隊員だ。そして、その横でウェディングドレスを着ている女性は唐才英(タン・ツァイイン)さん(85)で、分宜県人民病院の元清掃員だ。

唐さんは1983年から、病院の近くに遺棄された乳児を引き取り始めた。そして、引き取った乳児を健康に問題がないくらい元気になるまで育て上げてから、孤児院に引き渡したり、養子として引き取ってくれる人に引き渡してきた。さらに、体が弱い乳児の場合は、養子縁組届を出し、自分で育ててきた。

24年前、当時61歳だった唐さんは、遺棄されていた男児を張佳港と名付け、養子として育ててきた。唐さんが養子として引き取った6人の乳児の一人だ。唐さんは夫と共に、年金や野菜と廃品を売ったお金で、自分たちの子供5人と、養子6人を育ててきた。

自分の年齢が唐さんたちの孫とほとんど変わらないため、張さんは唐さんのことを「おばあちゃん」と呼んでおり、「おばあちゃんが僕の命を救ってくれた」と感謝の言葉を語る。

「2001年、おばあちゃんの家庭の状況を知った分宜県の消防隊員が、僕と同じく養子として引き取られた姉・張琳(ジャン・リン)の学費を全て援助してくれることになった」と張さん。分宜県消防隊員たちは、毎年、春節(旧正月)などの祝祭日になると、張佳港さんと張琳姉弟と唐さんを食事に招いてくれたという。

ここ十数年、消防隊員のメンバーは何度も入れ替わってきたものの、張さんら2人への援助が途切れることはなく、「愛のバトン」は2013年に張琳さんが大学を卒業し、2016年に張さんが高校を卒業するまでずっと引き継がれた。

張さんは、「身近な存在だった消防隊員たちが、いつの間にか僕の心に夢の種を撒いてくれていた」と振り返る。2016年、張さんはある学院に合格したが、進学か、国のために身を奉げるため軍隊に入るかの選択に迫られた時、張さんは軍隊に入ることを決め、最終的に消防隊員になるという夢をかなえた。そして、自分を援助してくれた隊員たちの同僚になった。

張さんは「この仕事は思っていたよりハードで、責任も重い」としながらも、「でも、後悔はしていない。国民のために尽くして働く仕事だから」と話す。張さんは優れた働きを見せ、2020年には「三等功」を授与された。

「この仕事を選んだのは、僕が抱いている感謝の気持ちから、社会に恩返しをするため。おばあちゃんが僕の命を救ってくれた。そして、僕を援助してくれた消防隊員が夢を与えてくれた」と張さん。

一生懸命仕事に励むだけでなく、自分を援助してくれた消防隊員のように、張さんは今、母親が病気で亡くなり経済的に苦しい学生2人を援助している。

「おばあちゃんは若い頃はとてもお洒落だったというが、ずっと自分のことを後回しにしてきた。おばあちゃんはウエディングドレスを着たことが1度もない」と張さんはそのことをずっと気にかけていたという。

昨年5月、張さんは有給休暇を使って、「おじいちゃんとおばあちゃんのウエディングフォトを撮影する」というサプライズを計画した。ただ、おじいちゃんは体調が優れなかったため、張さんが制服を着て、おばあちゃんと一緒に撮影に臨んだ。おばあちゃんは自分の写真を見て、照れながらも、とても喜んでいたという。

張さんは、「小学校までしか行っていないおばあちゃんだけど、善良さや他の人のことを考えて行動すること、感謝の気持ちを忘れないことなどたくさんのことを学んだ。小柄で、背も低いけど、たくさんのものを背負っており、実はとても強い」と話す。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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