日本のアニメ企業が無料でソフト配信、違法配信や海賊版対策に「損して得取れ」―台湾メディア

Record China    2014年4月26日(土) 20時47分

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25日、日本のアニメやキャラクター関連企業はソフトを無料配信することで、海外で横行する違法配信や海賊版に対抗する戦略を打ち出した。写真は中国山東省で売られている人気キャラクターを無許可で模した商品。

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2014年4月25日、台湾メディア・聯合網によると、日本のアニメやキャラクター関連企業は海外で横行する違法配信や海賊版に対抗するため、ソフトを無料配信する新戦略を打ち出した。環球時報(電子版)が伝えた。

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日本のアニメや漫画、ゲーム、玩具などは海外での人気が非常に高く、違法配信や海賊版が横行している。そこで東映アニメーションは無料でソフトを配信し、サンリオは人気キャラクター・ハローキティなどの版権を低価格で海外に供与することにした。

東映アニメやバンダイナムコホールディングス傘下のアニメ制作会社サンライズが運営する無料サイト・DAISUKI(ダイスキ)は、2013年5月から日本の人気アニメの無料配信をスタート。今年3月末までに10数カ国130万人がユーザー登録している。今後5年間で3000万人にまで増やす計画だ。

DAISUKIは広告収入と関連グッズのネット販売で利益を得る。これにより、海賊版ビジネスに大きな打撃を与えることになる。サンリオも08年にキャラクターのライセンス供与へ経営戦略を転換したことにより、これまでに2500社以上と契約。14年3月期の海外事業の営業利益は209億円で、5年前に比べて130%増となった。(翻訳・編集/本郷)

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