北朝鮮の「チーズ外交」失敗、フランスの学校が受け入れを拒否―英紙

Record China    2014年4月27日(日) 21時30分

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23日、北朝鮮はチーズ製造方法習得のため、フランスの酪農製品専門学校に対し北朝鮮の専門家3人を派遣したい意向を示したが、同校はこれを断った。資料写真。

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2014年4月23日、英紙デイリー・テレグラフによると、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記を満足させようと、チーズ製造方法の習得のためフランスの酪農製品専門学校に対し北朝鮮の専門家3人を派遣したい意向を示したが、同校はこれを断った。25日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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北朝鮮の官僚は3月、仏フランシュ=コンテ地域圏にある酪農製品専門学校を訪れ、同校に専門家を派遣して高級チーズの製造を学ばせたい意向を示した。自国で生産されたチーズに満足しない金第1書記が官僚3人を速修クラスに派遣するよう指示したという。しかし、同校はこの要求を拒否。校長は「このような提携関係はわれわれの運営戦略に合致しない。北朝鮮との深い提携はあり得ない」と述べた。

同校では600人の学生がチーズの製造方法を学んでいる。国際連携プロジェクトもいくつか実施しており、フランシュ=コンテ地域圏政府の関係でモロッコやロシア、セネガルの学生を受け入れている。(翻訳・編集/藤)

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