CRI online 2021年2月17日(水) 14時0分
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ポンペオ元米国務長官は9日、フォックス・ニュースのインタビューで、新型コロナウイルスのグローバル・トレーサビリティに関する内容について、根拠のない発言で科学者の研究成果を中傷しました。
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米ニューズウィーク誌の報道によりますと、ポンペオ氏は世界保健機関(WHO)の専門家が武漢で得た研究成果を全く承認しない姿勢を示したということです。
世界保健機関(WHO)専門家チームのピーター・ダザック氏(Peter Daszak)はこのほど、「新型コロナ研究における中国側の開放度は専門家チームの予想を超えた。訪れたいすべての場所を訪問でき、会いたいすべての人員と接触することが許可された」と示しましたが、ポンペオ氏はこの発言の真否を疑うとしました。
米国務省のプライス報道官は現地時間9日、新型コロナウイルスのトレーサビリティ追跡、特に国際社会からの「米国で調査研究を行う」声について、「賢明な人は誰も新型コロナウイルスが(中国以外の)他の場所から来たとは思わないだろう」と発言しました。
また、米国はパートナーと共に独自の情報収集・情報分析システムを利用して、WHOの報告書を評価すると発表しました。
米国はWHOに復帰すると主張する一方で、中国とWHOの研究成果を理由もなく疑問視しています。
米国政治家のこの態度に対し、外交部の汪文斌報道官は10日、「多くの手がかりと報道、研究が示すように、疫病は2019年下半期にすでに世界の多くの地域で出現していた。中には、新型コロナウイルスの米国での出現時期が、米国が公式に発表した最初の確定患者よりも早い可能性があるという報道もある。米国も中国のように、開放的で透明性のある態度を持って、WHOの専門家を自国に招いて、トレーサビリティ研究を展開することを希望する」と応じました。(提供/CRI)
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