「北京五輪ボイコットすれば制裁」発言の中国紙編集長、中国大使館に説明要求の英政治家を「頭おかしい」と痛烈批判

Record China    2021年2月16日(火) 20時20分

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環球時報の胡錫進編集長は、2022年北京冬季五輪をボイコットする場合、中国は強力な制裁を加えるだろうとする同氏の発言をめぐり中国大使館に説明を求めた英国の政治家を「頭がおかしい」などと痛烈に批判した。

中国共産党系の環球時報胡錫進(フー・シージン)編集長は15日、自身の微博(ウェイボー)を更新し、2022年北京冬季五輪をボイコットする場合、中国は強力な制裁を加えるだろうとする同氏の発言をめぐり在英国中国大使館に説明を求めた英国の政治家を「頭がおかしい」などと痛烈に批判した。

胡氏の投稿によると、英国の自由民主党のエド・デイヴィー党首はこのほど、在英国中国大使館に宛てた書簡で、胡氏の「制裁」発言について、「そのような行動は国際的いじめであり、世界における中国の地位に甚大な損害を与えるだろう」とした上で、中国政府としての立場を明確にするよう求めた。

中国が新疆でジェノサイド(集団殺害)を行っているとして、デイヴィー氏らが北京冬季五輪のボイコットを呼び掛けたことを受け、胡氏は7日、自身のツイッターで、「2022年北京冬季五輪をボイコットすることは広範な支持を得られず、国際オリンピック委員会(IOC)と選手たちも反対し、中国はそのような呼び掛けに続く国に強力な制裁を加えるだろう」と警告していた。(翻訳・編集/柳川)

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