日本の地震を喜ぶ人は恥! 基本的な人間性を失っている―中国メディア

Record China    2021年2月15日(月) 14時30分

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中国の大手ポータルサイト・網易に「日本の地震を喜ぶ人は恥だ!。基本的な人間性を喪失している!」と断じる文章が掲載された。

13日夜に福島県沖でマグニチュード(M)7.3の地震が発生したことを受け、中国の大手ポータルサイト・網易(NetEast)に「日本の地震を喜ぶ人は恥だ!。基本的な人間性を喪失している!」と断じる文章が掲載された。

文章は今回の地震について、「日本の耐震技術と地震警報技術によって、幸いなことにこれまでのところ命を落とした人はいない」と説明。その上で、「地震は避けられない天災であり、これは決して喜ばしいことではない。これを祝うべきものだと思うなら、それは自身の素養が低いことを証明することにしかならない。人は卑劣で救いようがない時に、他人の苦しみ以外に喜ぶことがないのである」とした。

一方で、「しかしながらネット上では、このような人は少なくない」とし、被害の様子を伝えるある動画サイトには、地震の発生を喜んだり、より大きな地震が来ることを望んだりする声や、「恨みを忘れてはならない」と主張する声が寄せられたことを説明。「皮肉なことに、数日前には東京タワーが中国の旧正月を祝うために赤色のライトアップを施していた」とし、「なんとも言葉にならない。一部の同胞の素養は、本当に恥ずかしさを感じさせるものだ」と批判した。

文章はまた、過去の例として、武漢新型コロナウイルスが流行し始めた際に、日本の少女がチャイナドレスを着て街頭に立ち、武漢への募金を呼び掛けた一方で、遼寧省瀋陽市のおかゆ店では「米国のウイルス感染を熱烈に祝い、日本の感染が長く続くことを祈る」と書かれたバルーンが掲げられたことに言及。「これは日本でも報じられ、海外にまで恥をさらした」と非難した。

さらに、こうした他人の不幸を喜ぶ人たちは米国の911同時多発テロの時にもいたとし、「他人の不幸は彼らに限りない喜びをもたらす。彼らは、今日は米国を敵視し、明日は日本を敵視し、明後日には英国をののしり、オーストラリアやカナダを罵倒するのだ」と説明。そして、「実はこうした人はすでに人間としての最も基本的な思いやり、最も基本的な人間性を失っているのである」「生命に対する最も基本的な尊重を失っているからこそ、隣国の天災人災を喜ぶことができるのである」と論じている。(翻訳・編集/北田

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