中国の人気YouTuber李子柒さん、年越し動画に「韓国への反撃」との評価

Record China    2021年2月14日(日) 18時0分

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中国の大手ポータル・情報サイトの網易は、美女ビデオブロガーとして人気がある李子柒さんの投稿を「文化を盗む」韓国ネット民に対する反撃と評した。

中国の大手ポータル/情報サイトの網易は12日、人気YouTuber李子柒(リー・ズーチー)さんによる、2021年の春節(旧正月)12日の投稿が注目を集めたと紹介した。

李さんについては、その容貌だけでなく、投稿する動画の質が極めて高いとの評価があり、中国人だけでなく外国人ファンも多く獲得したとされる。四川省の漬物や焼肉、さらに大きな葉野菜で焼肉などをくるむ食べ方を紹介したこともある。この時は、多くの韓国人ネット民が抗議し、逆に中国のネット民が次々に李さん支持を表明するなどの現象が発生した。

李さんは最近になり投稿した動画で、中国人の年越しの習慣を紹介した。切り紙や、家の入口の左右に縁起のよい文句を書いた紙を貼る「対聯」、赤い提灯や年越しの料理などだ。李さん本人は赤い帽子や赤い服を着用し、動画に登場した切り紙などさまざまな物も赤を基調としている。

すると、外国人ファンからの、動画の美しさを称賛し李さんを祝福する書き込みが相次いだ。網易が掲載した文章は李さんの投稿について「外国人は春節にまつわる中国の風俗習慣をより詳しく知ることができる」「このように浸透力がある文化輸出は、実にすさまじいと言わざるをえない」と論評した。

文章は次に「和気あいあいとした雰囲気の際に、もめ事をいつも起こす韓国のネット民がまた出現した」と紹介。さらに「ここ数年、韓国の『文化泥棒』が絶えず出現している。箸や屈原、漢服(中国伝統服)をすべて自分のものにして、今度は春節を自分のものにするつもりだ」と主張した。

文章が問題視したのは、韓国旅遊発展局(韓国観光公社の別称)の公式アカウントの中国語投稿だ。同投稿は、「韓国伝統の春節文化を学ぼう!」と呼び掛けた上で、韓国の「年越し文化」を紹介した。

さらに「韓国の正月は英文で『Lunar New Year(太陰暦の新年)』と表現され、中国独特の春節は普遍的に『Chinese new year』と訳されている」と指摘し、韓国旅遊発展局が自国の旧正月について「春節」の語を使ったことを問題視した。

文章は李子柒さんの投稿について「中国の伝統文化をしっかりと守り伝達している。一部の韓国人ネット民の顔を引っぱたいた。実にあっぱれ」と評した。(翻訳・編集/如月隼人

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