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10日、新京報は、水虫薬に睡眠導入剤を混入して被害を出した日本の製薬メーカー・小林化工について、40年にわたり捏造を行っていたことが調査で発覚したと報じた。イメージ写真。
2021年2月10日、新京報は、水虫薬に睡眠導入剤を混入して被害を出した日本の製薬メーカー・小林化工について、40年にわたり捏造(ねつぞう)を行っていたことが調査で発覚したと報じた。
記事は、同社が製造した水虫薬などの内服薬に大量の睡眠導入成分が混入し、服用した200人余りが健康被害を訴えたと紹介。昨年12月にトラブルが発覚して以降当局が実施した調査により、同社では40年にわたり試験結果の捏造が行われ、取り扱っているおよそ500種類の薬品中80%に捏造の記録が残っていたことが明らかになったと伝えた。
そして、同社が9日に福井県の保健当局から、日本の製薬企業が受けた営業停止処分として最も長い116日間の営業停止命令を受け、社長が謝罪を行ったことを紹介している。
この件について、中国のネットユーザーは「これが日本の職人気質の40年だ」「40年間不正が見つからないなんて、日本は普段薬品の抜き取り検査をしていないのか」「日本でさえこんな状況なのだから、中国なんて……」「これはあまりにも悪質」「日本企業で働いていたが、彼らは法規やルールに対して慎重なだけであって、道徳的に慎重なわけではない。法律で規制されていないことはなんでもやろうとするし、法律があっても証拠が残らないようにやる」といったコメントを残している。
「また謝罪精神が発揮されたな」「不正しても謝罪すればそれでOK」「日本では謝罪で解決できないものはない。もし解決できないとしたら、もう一度謝罪すればいいのだ」など、不祥事が起きるたびに上層部がペコペコと頭を下げる日本特有の光景を揶揄(やゆ)する声も多く見られた。(翻訳・編集/川尻)
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