「国際的恥さらし」となった韓国にあるごみの山、1年8カ月かけようやく撤去=韓国ネット「処理費用は国費支援?」

Record China    2021年2月11日(木) 12時10分

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9日、韓国・中央日報は「外国メディアに報じられたことで『国際的な恥』となった慶尚北道・義城の放置廃棄物の山が全て撤去された」と報じた。

2021年2月9日、韓国・中央日報は「外国メディアに報じられたことで『国際的な恥』となった慶尚北(キョンサンプク)道・義城(ウィソン)の放置廃棄物(約20万8000トン)の山が全て撤去された」と報じた。

記事によると、義城郡は9日、行政代執行の開始から約1年8カ月かけ、放置廃棄物を完全に全て処理したと明らかにした。キム・ジュス郡守は「放置廃棄物により国民に心配をおかけして申し訳ない」と謝罪した。

義城郡丹密(タンミル)面の農村の一角にあり、最大で高さ15メートル以上あったというごみの山は、ある廃棄物処理業者が放置したプラスチック、発泡スチロール、電線、ビニール、くず鉄などが積み上がったものだという。2019年3月に米CNNが報じ、広く知られることとなり、同年6月から郡が環境部の支援を受け国費など約280億ウォン(約26億円)を投じ、撤去を始めた。業者は16年6月~18年7月に全国各地から数回にわたり、許可を受けた2157トン以上の廃棄物を搬入し、そのまま放置していた。約4万平方メートルの土地に積み上げられたごみからは悪臭が漂うだけでなく、火災も発生していたという。

郡は今後、この土地を可能な限り買い取り、「エコグリーン体験場」を作る計画だという。郡関係者は「第2、第3のごみの山を作らないよう、一種の教訓の場所として活用したい」と話している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「処理費用を業者に支払わせるべき」「これじゃごみを捨てた方の勝ちじゃないか」「処罰はされたの?」「280億ウォンも国費支援?業者に請求はしたのか?」「業者の財産を全て差し押さえて費用に充てるべき」「業者がその後どうなったかまで取材して記事を書いてよ」「エコグリーン体験場?新たな税金の浪費にならなきゃいいけど。木でも植えておけばいいのに」など冷ややかな声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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