韓国にとって米中は2本の「柱」、どちらかが倒れたら韓国は立っていられない―韓国駐上海総領事

Record China    2021年2月9日(火) 9時20分

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中国メディアの環球網は8日付の記事で、韓国の駐上海総領事・金勝鎬氏の発言を紹介した。写真は上海。

中国メディアの環球網は8日付の記事で、韓国の駐上海総領事・金勝鎬(キム・スンホ)氏の発言を紹介した。

記事によると、金氏は香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストとのインタビューで「韓国を含む多くの中小の国にとって、足場を固めるには2つの『柱』が必要。それが中国と米国である」とし、「従って、米中両国は友好関係を保つ責任がある」と主張。また、「米国は同盟国であり、中国はパートナーだ。韓国にとってこの両国は必要不可欠。もしどちらかが倒れれば、私たちは立っていられない」と述べた。

さらに、韓国と中国、そして日本を含めた3カ国の協力にも言及。スマート経済の時代において、日中韓が連携して米国や欧州連合(EU)を含む他の大規模な経済体と競争する時が来ており、自由貿易協定(FTA)がその目標達成に役立つとの認識を示した上で、「この3カ国は、特に科学、技術、情報、金融といった分野でいずれも世界トップの経済体である」と評価。

そして、「欧州や米国もこうした分野での競争における優位性を得ようと力を入れており、競争は激しい。韓国、中国、日本が一つの貿易協定で結ばれれば、分散しているEUや米国、その他の国々に対して優位性を持つことになる」とも述べた。

金氏はこのほか、中国の新型コロナウイルスワクチンを「信用している」とし、「両国の政府機関が希望する在中韓国人団体への接種を決定すれば、迷わずに接種を受ける」との考えを示した。(翻訳・編集/北田

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