SNH48出身の“キクちゃん”ことジュー・ジンイー（鞠［女青］「示韋」）がドラマで着用したセーターが、模倣品ではないかと指摘の声が上がり、担当したスタイリストが視聴者とジュー・ジンイーに向けて謝罪している。

上海を拠点にしたアイドルグループSNH48出身で、日本でも「4000年に1人の美少女」と話題になったジュー・ジンイーは2017年、グループを卒業してソロ活動に専念。そのジュー・ジンイーにこのほど、主演ドラマ「満月之下請相愛」で着用している青いセーターがニセモノではないかと指摘する声が上がった。なお、このセーターはドラマ「永遠の桃花〜三生三世〜」などで知られる女優ヤン・ミー（楊冪）も過去に着用し、高級ブランドのGUCCI（グッチ）の商品と紹介されているが、本物と見比べるとジュー・ジンイー着用のものは、図柄のひよこの顔、身丈の寸法などが明らかに違うのが分かる。

こうした指摘の声に対して6日、担当したスタイリストが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）を通じ、国外で人を通じて買い付けたものだったことを説明。視聴者とジュー・ジンイーに対して謝罪した。また、「満月之下請相愛」のウェイボーの公式アカウントも同様に謝罪し、衣装に採用した経緯や、どのような経路で買い付けたかを調べ、詳細を公表するとしている。

SNH48の卒業後、時代劇ドラマ「芸汐伝」や「新・白蛇伝〜千年一度の恋〜」など、主演作が次々と話題を集めてきたジュー・ジンイーだが、ファンからはこの大きなミスについて、ジュー・ジンイーのスタッフに対する「うかつすぎる」との不満の声も寄せられている。（Mathilda）