中国政府が在オーストラリアの自国人留学生に向け「襲撃事件多発」と警告―香港英字紙

Record China    2021年2月8日(月) 20時0分

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中国政府は、オーストラリアで中国人留学生に対する襲撃事件が多発しているとして警戒を呼び掛けた。両国は2020年ごろから対立を続けている。写真はオーストラリアの名所であるシドニー・オペラハウス。

中国政府・教育部は5日、オーストラリアで中国人留学生に対する悪質な襲撃事件が多発しているとして警戒を呼び掛ける通知を発表した。香港の英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」は同通知を受けて、オーストラリアと中国の関係が長期にわたってこじれていることを合わせて紹介する記事を発表した。

中国教育部の通知はまず、「最近になり、オーストラリアの多くの地方で、わが国からの留学生を襲撃する悪質な事件が連続して発生している」と表明。

続けて、現在は新型コロナウイルス感染症の流行が全世界的に厳しい状態であり、国際旅行には依然として大きなリスクが伴っているとして「教育部は多くの留学生に対して、安全とリスクの評価をしっかりと行い、オーストラリアに行ったり、オーストラリアに戻って学習したりする選択は、慎重に行うよう注意を喚起する」と表明した。

オーストラリアと中国は2020年、新型コロナウイルス感染症の流行や、中国によるオーストラリア内政干渉への批判がある一方で、オーストラリア軍特殊部隊がアフガニスタンで民間人と捕虜の少なくとも39人を違法に殺害したとされる件で、中国政府の報道官が合成された画像を用いてオーストラリアを批判したことなどで対立を深めた。両国の対立は貿易問題にも及ぶことになった。

「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」の記事は、在オーストラリアの中国人留学生についての問題に絡めて、両国の対立を詳しく紹介。

同紙はさらに、オーストラリア政府は最近になり中国との関係を修復する姿勢を見せたが、中国共産党系の英字紙であるチャイナ・デーリーは「中国はオーストラリアとの対話のドアを閉ざすことはないが、(オーストラリア側が)悪しき行いを『反省と是正』することが前提となる」と論じたと紹介。また、中国ではオーストラリアの姿勢を「人気取り」と評するなどの報道もあるという。(翻訳・編集/如月隼人

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