CRI online 2021年2月5日(金) 16時40分
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世界保健機関(WHO)の専門家グループは3日、武漢ウイルス研究所に4時間近く滞在し、武漢ウイルス実験室も視察しました。
世界保健機関(WHO)の専門家グループは3日、武漢ウイルス研究所に4時間近く滞在し、武漢ウイルス実験室も視察しました。ロシア国営通信スプートニクは同日、「WHOの専門家で、ロシア・サンクトペテルブルクのパスツール研究所に勤める疫学専攻のデドコフ(Dedkov)博士は訪問終了後、いわゆるウイルスの実験室流出説について疑問を示し、「ここから何かが流出することは考えにくい」と答えました。
WHOのもう一人の専門家ピーター・ダザック(Peter Daszak)氏は「私はこの実験室をよく知っている。ここから優れた科学研究の成果が数多く生み出されている」と述べ、「この実験室の研究がウイルスの真相にとても近づいているからこそ、一部の人がわざと中傷するのかもしれない。これはとても皮肉なことだ」とも述べました。
武漢の市場について、スプートニク通信は、「デドコフ氏によれば、新型コロナウイルスの発生源はほかのところの可能性が高い。だが、武漢華南海鮮市場にはウイルスの感染拡大に有利な条件がある」と報じています。
新型コロナウイルスの起源を探るため、WHOはこのほど、専門家グループを中国の武漢市に派遣し調査を行いました。専門家グループは数度にわたって中傷された武漢ウイルス実験室を高く評価し、「我々は武漢ウイルス研究所の安全性にとても自信を持っている」と述べました。(提供/CRI)
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