日本が五輪の希望をワクチンに託したのは空想―仏メディア

Record China    2021年2月5日(金) 8時20分

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3日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、日本が東京五輪開催の望みをワクチンに託していることについて「現時点では空想に過ぎない」とする記事を掲載した。写真は国立競技場。

2021年2月3日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、日本が東京五輪開催の望みをワクチンに託していることについて「現時点では空想に過ぎない」とする記事を掲載した。以下はその概要。

菅義偉首相が1月29日にオンラインで開催されたダボス・アジェンダの席で新型コロナウイルスの収束に向けて最大限の努力をするとの意思表明をするとともに、今年の夏に予定されている東京五輪・パラリンピックの実現に向けて各国の強力を呼び掛けた。

日本政府は現在もなお、東京五輪・パラを予定通り開催する姿勢を崩していない。そして五輪の成否はすべてワクチンにかかっていると認識している。しかし、累計で1億人以上が感染している世界の現状を見れば、アスリートたちもこの先感染しないとも言い切れない状況であるうえ、世界的なワクチン争奪戦が繰り広げられている中で、日本は後れを取っている。

日本政府は2月中旬にワクチンを認可し、医療スタッフ、高齢者、基礎疾患患者への優先接種を実施した上で、一般市民への接種を始める計画でいる。しかし、厚生労働省は先月27日になってようやく川崎市と協力して集団接種の訓練を実施したという遅さだ。

このような緩慢さで、どうやって五輪における感染予防作業を進めるというのか。コロナの感染が収まらない中で五輪・パラを開催すれば必要となる医療スタッフは平時よりもはるかに多くなり、そのスタッフに対する予防接種だけでも大規模な作業が必要だ。橋本聖子五輪・パラ担当大臣は五輪・パラに1万人の医療スタッフを動員する想定であることを衆議院予算委員会で明らかにしたが、これはあくまで平時の医療スタッフ数だ。この想定でワクチンを用意して足りるのだろうか。そしてワクチンを接種してどれだけの時間で抗体ができるのだろうか。

そしてまた、選手への接種はいつから開始するのか、接種後に抗体ができるまでどのくらい待たなければならないのかという大きな疑問もある。こういった問題が解決されていない状況で、日本が五輪の希望をワクチンに託すというのは、現時点では単なる空想に過ぎないだろう。(翻訳・編集/川尻

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