春節の帰省自粛呼び掛け、両親が出稼ぎの子どもはどうなる?―中国

Record China    2021年2月3日(水) 8時20分

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中国では、春節(旧正月)の7連休が2月11日に始まるが、今年は混雑を抑制し新型コロナの感染拡大を防ぐため、「今いる場所で春節を過ごす」ことが呼び掛けられている。

中国では、春節(旧正月)の7連休が2月11日に始まるが、今年は混雑を抑制し新型コロナの感染拡大を防ぐため、「今いる場所で春節を過ごす」ことが呼び掛けられている。

そうした中、中国国営中央テレビ(CCTV)のニュースセンターが1日、SNS微博(ウェイボー)に「両親が今いる場所で年越し、留守児童はどうなるのか」と投稿し、注目されている。

留守児童とは、両親が共に都会に出稼ぎに行き祖父母に育てられる農村部の子どものことだ。

CCTVのニュースセンターの投稿によると、東北部の黒竜江省はこのほど記者会見で、春節前に農村部の留守児童の状況について一斉調査し、委託監護者の確保、心理カウンセリングや補習を担当するボランティアやソーシャルワーカーの手配、両親と子どもの電話やビデオによる通話の支援、24時間体制ホットラインの活用、留守児童とその家族への防疫物資支援などを行うことを明らかにした。

これについて、ウェイボーユーザーからは、「両親と会えるのを1年間待ちわびていた留守児童たちが本当にかわいそうでならない」「留守児童だけじゃなく留守老人も。政府はしっかりと気を配ってほしい。言葉だけじゃなく」「良い政策とは、しっかりと実施されてはじめて良い政策となる」「これを機に留守児童問題を徹底的に解決すべき」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

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