<韓国船沈没>警察がデマを流した人物を取り調べ=「被害者傷つけるデマに厳しく対処」―中国メディア

Record China    2014年4月23日(水) 9時2分

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22日、韓国の珍島沖で旅客船「セウォル号」が沈没した事故で、韓国政府は救助活動中にデマを流した人物を捜査しており、26歳の女性が自首した。写真は中国の報道。

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2014年4月22日、新華社によると、韓国の珍島沖で旅客船「セウォル号」が沈没した事故で、韓国政府は救助活動中にデマを流した人物を捜査しており、26歳の女性が自首した。

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20日、テレビのインタビューで救助に当たる政府の力不足を批判した女性が警察に出頭し、翌21日にはネット上でデマを流した無職の男性が警察の取り調べを受けた。

18日、女性はテレビのインタビューに対し、自身がダイバーの資格を持っていると称した上で、「韓国の海洋警察は個人ダイバーによる生存者の救助を阻止し、他のことをして時間をつぶすよう提案してきた」と話した。また、女性は、あるダイバーが船内に閉じ込められている生存者を見つけ、意志の疎通をしたとも語った。

女性は取り調べに対し、すべて裏付けのないうわさだったと話しており、警察は誹謗(ひぼう)罪での逮捕を請求している。

21日、ソウル警察はネット上に客船事故の行方不明者に関するデマを流した疑いで、28歳の男性を取り調べた。男性は17日から20日にかけて、計4回にわたって行方不明になった女子学生数名と女性教師に関するひわいな内容のうわさをネット上に流した。調べに対し、男性は「注目を集めたかった」と供述している。

この他にも、警察は客船事故に関する5件のデマについて捜査を進めている。捜査関係者は、「救助に混乱をもたらし、被害者やその家族の感情を傷つけるあらゆる違法行為に厳しく対処していく」と語った。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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