<韓国船沈没>「造船強国」の韓国、なぜ日本の中古船を買ったのか―韓国紙

Record China    2014年4月22日(火) 21時41分

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22日、韓国・朝鮮日報は「造船強国のはずの韓国が、なぜ日本の中古船を買ったのか」と題する記事を掲載した。写真は中国の報道。

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2014年4月22日、韓国・朝鮮日報(中国語電子版)は「造船強国のはずの韓国が、なぜ日本の中古船を買ったのか」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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韓国南西部・珍島沖で沈没した旅客船「セウォル号」は、1994年に日本が建造した。韓国沿岸部で運航中の旅客船170隻あまりのうち、1割の17隻が日本から買った「中古船」だ。韓国造船業は21世紀初め、日本を抜いて世界一になったはずだ。造船強国のはずの韓国が、なぜ日本のお古を買っているのか。最も大きな理由は価格だ。海運業界関係者によると、新品の10分の1程度だという。

世界の客船市場で、日本は光り輝く存在ではない。欧州企業がシェアの9割を占めて独占しているからだ。客船は商業用船舶と構造が異なり、水面上に出ている部分が比較的高く、設計時にバランスを保つことが必要だ。多い時で数千人の乗客を乗せることもある。欧州企業は収益の1割を客船開発費にあてているが、韓国は1%、日本は2%にすぎない。乗客が安心して乗れて初めて、真の造船強国を名乗れるだろう。(翻訳・編集/AA)

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