韓国が「中国結び」を世界遺産申請? 誤解だったがやっぱり「腹立たしい」理由―中国メディア

Record China    2021年1月27日(水) 8時20分

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25日、観察者網は、韓国が「中国結び」をユネスコ無形文化遺産に申請しようとしているとの情報が中国で流れたものの、情報が誤解であったとする記事を掲載した。

2021年1月25日、中国メディアの観察者網は、韓国がひもを用いた伝統工芸「中国結び」をユネスコ無形文化遺産に申請しようとしているとの情報が中国で流れたものの誤解であったとする一方、「それでも腹立たしい」とする記事を掲載した。

記事は、ここ数日、中国のネット上で「韓国人が中国結びをユネスコ無形文化遺産に申請しようとしている」との情報が流れ、大きな議論を呼んだと紹介。しかし、今回の情報は中国のセルフメディアの「勇み足」であり、1968年より韓国の無形重要文化遺産として保護されている韓国の工芸品「縄結び」を韓国の大学生組織が紹介しているだけだったと伝えた。

そして、この「縄結び」について韓国の文化遺産庁サイトでは「編み方や染色方法は三国時代に中国から韓国に伝わったもの」と紹介されており、中国が起源であると説明されていることを紹介した。

一方で、「今回は誤解だったが、だからといって安心してはいけない。文化の流用には警戒し続けなければならない」と主張。「韓国が中国文化に関係する項目を世界遺産申請する場合、文化の伝播において必然的に発生する形式上の変化、自民族による改良といったプロセスを利用して、中国文化の起源を自民族の創造物と説明することが常套手段になっている」とした。

その上で、今回の「縄結び」についても、韓国の大学生団体が文化遺産庁の説明にあった「中国起源」の部分を省略し、単に「三国時代、高麗時代、朝鮮時代に発展した」とだけ説明していること、「中国文化の盗用だ」とコメントした中国のネットユーザーに対して「韓国文化を誹謗している」という攻撃的な反応を見せたことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

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