北京の闇三輪タクシー、外国人からぼったくる=料金はなんと100倍!―中国

Record China    2014年4月23日(水) 23時47分

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21日、北京でこのほど、故宮から三輪タクシーに乗った外国人が法外な料金をぼったくられる事件が起きた。資料写真。

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2014年4月21日、北京晨報によると、北京市で三輪タクシーに乗った外国人が法外な料金をぼったくられる事件が起きた。観光地には闇タクシーが多く存在し、この外国人は6元(約96円)と言われて乗ったところ、100倍の600元(約9600円)も要求された。警察にはすでに被害届を出しており、現在受理中だという。

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被害に遭ったのは、デンマークから来たジェンセンさん。土曜日の午後、14歳の息子と故宮北門から天安門広場に行こうと思い、英語で声を掛けてきた三輪タクシーに乗った。1人3元(約48円)と言われ、2台の三輪車に1人ずつ乗ったが、三輪車はほどなくして人けのない胡同(フートン、北京の細い路地)に入っていった。不安に思っていると、突然運転手の2人から降りるよう指示された上、300元(約4800円)と書かれたカードを差し出され、1人300元の料金を要求された。

人けのない路地で運転手2人に道をふさがれた上、そのうち1人は右手をジャケットの中に隠して息子に近づいたため、息子が何らかの凶器で傷つけられるのではと恐れ、仕方なく600元を渡した。運転手らは金を受け取るとすぐに去ったが、ジェンセンさんはすぐさまその後ろ姿を写真に撮り、東華門派出所へ被害届を出した。

ジェンセンさんは路地で降ろされたあと、通りがかった別の三輪車の運転手が300元と書いたカードを持っているのを目撃しており、外国人相手にこの手口が常習化している現状が浮き彫りとなった。東華門派出所は「故宮北門付近には正規の三輪タクシーはなく、すべて無許可だ」として、乗らないよう観光客に呼び掛けている。(翻訳・編集/藤)

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