5G建設が推進中、スマホの買い換えブームを迎える見込み―中国

人民網日本語版    2021年1月27日(水) 15時50分

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21年の中国5G建設は、投資の安定と消費の促進において引き続き積極的な役割を果たしていくだろう。

2020年、新型コロナウイルス感染症が世界中の5G建設の歩みを遅らせる中で、中国の5G建設が引き続き推進されている。21年の中国5G建設は、投資の安定と消費の促進において引き続き積極的な役割を果たしていくだろう。中国新聞社が伝えた。

中国工業・情報化部が22日に発表した2020年通信産業統計年報によると、20年の5Gネットワーク建設は緩やかに推進され、適度に先を行く原則を踏まえ、5G基地局60万カ所以上を新たに建設し、これにより開通した5G基地局は71万8000カ所を超え、5Gネットワークは全国の地級市(省と県の中間にある行政単位)以上の都市及び重点県・市をカバーした。

中国の5G建設は世界の先頭を走っている。移動通信関連の業界団体GSMアソシエーションがまとめた統計では、中国の5Gインフラの規模は現時点で世界最大であり、5G接続機器数は世界の75%以上を占めるという。

同部はこのほど、21年は5Gのネットワーク建設・応用を秩序よく推進し、主要都市でのカバーを加速し、共に建設し共に分かち合うことを推進し、新たに基地局60万カ所以上を建設することを明らかにした。

21年の中国5G投資は増える可能性がある。シンクタンクの賽迪智庫が発表した「5G発展2021年の展望白書」によると、中国4大キャリアは21年に5Gネットワークへの投資を引き続き拡大し、20年の1.5倍から2倍になる見込みだという。

現在の建設ペースの下、21年の中国5Gスマートフォン市場は爆発的発展を迎えるものと期待される。20年の中国市場における5Gスマホ出荷量は1億6300万台に達した。複数の機関が、20年の5Gスマホ出荷量は2億台前後と推計する。これはつまり、中国が目下、世界最大の5Gスマホ市場だということを意味している。

米クアルコムによると、中国市場の5Gスマホは1000元(約1万6000円)から3000元(約4万8000円)までの中・低価格帯の製品が大幅に増加しており、今後の市場のさらなる拡大を促進することが予想されるという。

中国の消費者は世界の中でも5Gへのバージョンアップの意欲が非常に強い消費層の1つだ。GSMアソシエーションのシンクタンクが行った20年のデジタル消費者のトレンドに関する調査研究によると、中国の消費者の62%が、「20年は5Gパックへの買い換えを予定している」と答え、19年に比べ12%増加したという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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