<韓国船沈没>携帯メッセージから沈没時の状況を把握=先に脱出した乗員十数人を捜査―韓国メディア

Record China    2014年4月22日(火) 6時22分

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20日、韓国の捜査当局は事故発生時の船内の状況を把握するため、携帯電話の無料通話・メッセージアプリ「カカオトーク」の本社で捜索を行った。写真は携帯電話で撮影された事故当時の船内。

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2014年4月20日、韓国南西部沖で起きた韓国船「セウォル号」の沈没事故について、韓国の捜査当局は事故発生時の船内の状況を把握するため、韓国内で広く利用されている携帯電話の無料通話・メッセージアプリ「カカオトーク」の本社で捜索を行った。韓国・中央日報が伝えた。

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韓国の検察と警察による合同捜査本部は、裁判所からの捜索差押許可を得て携帯メッセージの通信記録を入手。すでに業務上過失致死などの疑いで逮捕されている船長や乗員らの通話記録も捜査対象となっており、船長や乗員らが意図して乗客より先に脱出を試みたのか否かの確認を行う。

この捜査対象にはイ・ジュンソク船長、3等航海士、操舵手のほか、乗員十数人が含まれており、船が急旋回した原因を総合的に分析するものとみられる。また、捜査当局は「セウォル号」の運営会社であるチョンヘジン海運の関係者に対し、貨物の過積載や違法増築について取り調べを行ったほか、今年2月に同船の安全点検を行った船舶検査機関も捜査した。(翻訳・編集/YM)

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