「もっと多くの消費をする」預金者23.3%、「貯蓄する」は51.4%―中国

人民網日本語版    2021年1月21日(木) 14時40分

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中国人民銀行(中央銀行)はこのほど、「2020年第4四半期(10-12月)都市預金者アンケート調査報告」を発表した。写真はイケア。

中国人民銀行(中央銀行)はこのほど、「2020年第4四半期(10-12月)都市預金者アンケート調査報告」を発表した。人民銀行が同期に全国50都市の預金者2万人を対象に行ったアンケート調査データによると、回答者で「もっと消費する」とした人は23.3%で前期比0.2ポイント(p)低下し、「もっと貯蓄する」は51.4%で同1.0p上昇した。「もっと投資する」は25.3%で同0.8p低下した。

人気の投資方法上位3位は、「銀行、証券会社、保険会社の資産運用商品」、「ファンド・投資信託商品」、「株」で、選んだ人の割合は順に47.3%、24.9%、17.3%だった。

今後3カ月間に支出を増やす予定の項目についてたずねたところ、多かった回答は上から順に、医療・保健(28.4%)、教育(28.0%)、旅行(20.1%)、住宅購入(19.9%)、高額商品(19.4%)、付き合い・文化・娯楽(19.0%)、保険(14.9%)だった。

同期の収入感受指数は50.6%で同1.3p上昇した。このうち収入が「増加」と答えた人は15.3%で同0.5p低下。「ほぼ変わらない」は70.8%で同3.6p上昇、「減少」は14.0%で同3.1p低下。収入信頼感指数は51.2%で同2.0p上昇した。

同期の雇用感受指数は41.4%で同1.7p上昇した。このうち「状況はよい、就職は容易」とした人は同13.3%、「普通」は同48.7%、「状況は厳しい、就職は困難」と「わからない」が合わせて38.0%だった。雇用期待指数は51.2%で同0.9p上昇した。

次の四半期の物価予想指数は61.6%で、同0.6p低下した。このうち下半期の物価が「上がる」と予想した人は28.7%、「ほぼ変わらない」は51.8%、「下がる」は8.2%、「わからない」は11.4%だった。

次の四半期の住宅価格について、「上がる」と予想した人は23.1%、「ほぼ変わらない」は53.0%、「下がる」は11.4%、「わからない」は12.5%だった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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