中国はコロナ対応の不備を否定、「米国や日本も努力すべき」―米華字メディア

Record China    2021年1月21日(木) 7時20分

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多維新聞は20日、WHOの独立調査委員会が示した新型コロナをめぐる中間報告について、中国がコロナ対応の不備を否定したと報じた。写真は中国河北省石家荘市のコロナ対策ボランティア(撮影:張子良)。

米華字メディアの多維新聞は20日、世界保健機関(WHO)の独立調査委員会が示した新型コロナウイルスをめぐる中間報告について、中国がコロナ対応の不備を否定したと報じた。

記事は同報告が中国の初期対応の遅れを指摘したことを説明し、19日のWHO執行理事会で中国側が「中国はただちにWHOに流行状況を通知し、ウイルスの遺伝子配列について早急に情報共有した。最も全面的で徹底的かつ厳格な予防抑制措置を講じた」と表明したと指摘。また、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が同日の定例会見で「この報告は『中国の関係部門はもっと良くできる』と考えている。われわれはもちろん、より良くするよう努力すべきだ。中国のみならず、米国英国、日本あるいは他のいかなる国もより良くするよう努力すべきだ。なぜなら公衆衛生にかかわる問題において『最良』はなく、あるのは『より良い』だけだからだ」と述べたことを伝えた。

記事はこのほか、WHOが昨年1月30日になってようやく緊急事態を宣言したことを報告は批判したと紹介。「米国は19日、『WHO加盟国はこの組織の改革を指導せねばならない』と表明した」とも報じた。(翻訳・編集/野谷

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