韓国人だって災害時に喜んでいた!心ない書き込みは子供の頃から植えつけられた外国への不信感からか―中国

Record China    2014年4月19日(土) 13時23分

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18日、中国のコラムサイトに「韓国客船沈没事故が引き起こした罵り合戦を不安に思う」と題した記事が掲載された。写真は捜索現場。

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2014年4月18日、中国のコラムサイト・百度百家に「韓国客船沈没事故が引き起こした罵り合戦を不安に思う」と題した記事が掲載された。以下はその概要。

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470人以上を乗せた旅客船「セウォル号」が韓国の珍島沖合で沈没した。船には修学旅行の高校生325人の他に、満60歳を祝うグループも乗船していた。18日午後1時(現地時間)までに179人が救助されたが、28人の死亡が確認され、268人が行方不明のままだ。現場海域の水温は10度しかなく、行方不明者が生存している確率は極めて低いと言わざるを得ない。

今回の海難事故で犠牲となった高校生たちは、親の嘆きと深い悲しみを知ることができない。60歳の乗客たちも子供がどれほど苦しんでいるかを知るすべはない。未来を奪われた若者や、豊かな老後を奪われた大人たちの無念さは計り知れないものがある。

親が子を、子が親を思う気持ちに国境はない。それなのに、韓国船沈没のニュースを伝えるサイトには中国人ユーザーからの心ないコメントが相次いでいる。遭難者に同情するコメントに対し「韓国人の手先」と罵倒するほど、韓国人に対する強烈な憎しみをあらわにしているユーザーもいる。

彼らは「中国に災害があったとき、韓国人は喜んでいた。中国の船が沈んでも韓国人は同情しない。マレーシア航空機が行方不明になったときも、韓国人は冷たかった」と主張する。だが米国の同時多発テロや東日本大震災が発生したときも、中国のネット上には同じようなコメントが出現した。中国人の心にある憎しみの感情は、子供の頃から植えつけられた外国に対する極度の不信感によるものだ。

セウォル号の乗客には中国人も含まれている。だが、命の重さは中国人も韓国人も同じだ。それを忘れないでほしい。(翻訳・編集/本郷)

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