前駐韓米国大使、韓国での人種差別に驚く「日韓歴史問題で屈辱を受けるとは…」=韓国ネット「たたかれないわけがない」

Record China    2021年2月9日(火) 10時40分

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8日、韓国・聯合ニュースによると、ハリー・ハリス前駐韓米国大使が在任中のエピソードとして「韓国で経験した人種差別に驚いた」と話した。写真はソウル。

2021年2月8日、韓国・聯合ニュースによると、ハリー・ハリス前駐韓米国大使が在任中のエピソードとして「韓国で経験した人種差別に驚いた」と話した。

記事によると、ハリス前大使は退任前の先月、大使官邸で英フィナンシャルタイムズのインタビューに応じ「日韓の歴史的問題でこのように屈辱を受けるとは予想していなかった」と述べた。

トランプ政権時、防衛費の大幅増額問題や南北協力問題など米韓で意見が異なる事案で、ハリス前大使が米国の立場を強く代弁するたびに韓国では「口ひげ論争」が起こった。一部では在日米軍の父親と日本人の母親の間に生まれたハリス前大使の出生を問題視し「口ひげが日本統治時代の総督らを連想させる」という主張も出ていた。これによりハリス前大使は口ひげを剃ったこともあったという。

ハリス前大使は昨年1月にも、海外メディアの記者らに対し「私の人種的背景、特に私が日系米国人だという点で、(韓国)メディア、特にSNSで批判されている」と語っていたという。

これを受け、韓国のネット上では「他国でもない韓国の大使として日系米国人を送ったことは大問題」「日本人とのハーフを大使に任命したことに対し、韓国国民が不満を表したことの何が人種差別?」など厳しい意見が相次ぎ、「それなら米国や日本(の人種差別)はどうなの?」「人種差別と反感は違う。韓国は日本人個人には何の感情もない」と反論する声も上がっている。

その他「日韓の歴史的背景の知識や理解が乏しい人が大使だったことに驚き」「韓国に来たのに日本の便宜を図った。たたかれないわけがない」「日系どうこうではなく大使時代の行動や言動が問題」「それだけトランプ前大統領が非常識だったということだろう」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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