「20年4月以降の中国の感染はすべて海外から」専門家の発言に、中国ネットの反応は

Record China    2021年1月19日(火) 15時20分

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18日、中国中央テレビの微博アカウントは、昨年4月以降に中国で見つかった新型コロナウイルスは全て海外から持ち込まれたものだとする専門家の話を報じた。写真は河北省石家荘市でのPCR検査。

2021年1月18日、中国中央テレビ(CCTV)の微博アカウントは、昨年4月以降に中国で見つかった新型コロナウイルスは全て海外から持ち込まれたものだとする専門家の話を報じた。

同アカウントは、CCTVで18日に放送された新型コロナ関連のニュース映像を紹介。中国疾病予防コントロールセンター副主任の馮子健(フォン・ジージエン)氏が、現在中国国内において河北省と黒龍江省で新型コロナ感染者が多く発生していると語るとともに、「昨年4月以降に中国本土で発生した大小規模の感染はいずれも本土の外から持ち込まれたものだ。2019年12月から20年2月にかけて国内で広がった感染についてはすでに遮断済みである」と述べたことを伝えた。

また、現在、中国で発生している感染について「持続的な感染を形成しておらず、世界全体で大流行している状態とは異なる」との見解を示したことを紹介している。

この件について、中国のネットユーザーは「国外でウイルスがなくならなければ、国内の感染も収まらないということだ」「人類は運命共同体であり、誰しも独善的に生きていくことは難しい」「武漢で見つかった感染だって、外国から来たものでしょ?」「海外在住者は春節でも帰国しないでほしい」「今から外国製品の輸入を制限しても遅くはない」といったコメントを残している。

一方で「こういう物言いは対立を引き起こす元になると思わないか?」「帰国しようとする同胞に悪態をつく人がいることに絶句する」といった意見や、「今年の春節は夏に延期したほうがいいのではないか?感染防止だけじゃなくて、経済的にもね」と提案するユーザーも見られた。(翻訳・編集/川尻

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