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中国山東省煙台市の金鉱山で起きた爆発事故をめぐり、中国紙・環球時報は18日、坑内に閉じ込められた作業員らが記した状況を知らせるメモが救助隊員の元に届いたと報じた。
中国山東省煙台市の金鉱山で起きた爆発事故をめぐり、中国紙・環球時報は18日、坑内に閉じ込められた作業員らが記した状況を知らせるメモが救助隊員の元に届いたと報じた。
開発中の金鉱山で今月10日に起きた爆発事故で閉じ込められた作業員は22人。記事によると、17日午後2時前に救助のためのボーリング作業が完了し、同日午後10時過ぎに懐中電灯、栄養剤、薬品、紙やペンなどが坑内に下され始めた。救助隊員の話では、約30分後に誰かが投下用のワイヤロープを引っ張るのが分かったそうだ。
そして午後11時40分ごろにそれをゆっくりと引き寄せると物資が全てなくなっている代わりに1枚のメモがあることを確認。メモには「坑内にいるのは22人。4人はけがをしていて状況が分からない人が10人います」「全員、体力の消耗が深刻です。胃薬、痛み止め、医療用テープ、消炎薬が至急ほしい。また高血圧の人が3人います。薬が至急必要です。私の車の中にある薬を下ろしてください」「空気の流れがなく、煙の濃度がすごい」という説明とともに、「救助が続けられればわれわれは希望が持てます。どうかよろしくお願いします」というメッセージが記されていた。(翻訳・編集/野谷)
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