<韓国船沈没>考えられる4つの事故原因とは?専門家による分析―韓国紙

Record China    2014年4月18日(金) 19時7分

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18日、韓国紙は複数の専門家にインタビューし、事故発生の原因について分析、考えられる原因を4つにまとめている。

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2014年4月18日、韓国旅客船「セウォル号」沈没事故について、韓国当局は具体的な沈没原因はまだ不明としている。これに対し、韓国・中央日報は複数の専門家にインタビューし、事故発生の原因について分析、考えられる原因を以下の4つにまとめている。中国新聞社が伝えた。

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1.急な針路変更

急な針路変更が原因で、積み上げられた貨物が遠心力で一方に片寄り、船が傾いたとする新たな有力説である。韓国蔚山大学のユン・ボムサン教授は「多くの乗客がドーンという音を聞いているが、これはおそらく暗礁に衝突した音ではなく、コンテナが船体の壁にぶつかった音」としている。セウォル号の操舵手のオ・ヨンソク氏も「3〜4段の高さに積み上げられたコンテナは丈夫な鉄線ではなく普通のロープで縛られていた」とし、急な針路変更でコンテナが崩れた可能性は十分高いと指摘している。ただ、韓国海洋大学のユン・チョンフィ教授は、「船舶は急な針路変更で貨物がある程度傾いても重心を取るよう設計されている」と述べ、決定的原因ではないとしている。

2.間違った改造

仁川(インチョン)地方海洋港湾庁によると、セウォル号は2012年10月に日本から導入された後、船体を改造し、乗船定員を840人から956人に増やしている。船の上部が改造されたことで重心は高くなり、潮流に巻き込まれた際バランスを崩して傾きやすくなる。しかしソウル大学造船海洋工学のイ・キピョ名誉教授は「船が改造されていたとしても、異常がないかどうかはテスト済み」とし、「重心は不安定ではなかったはずだ」と異議を唱えている。

3.座礁

当初は座礁したのではという見方が強かった。しかし国立海洋調査員は「事故現場にそのような暗礁はない」としており、蔚山大学のパク・チモ教授も、海上にむき出しになった旅客船の前方に損傷が見られないことから、「船体の側面や後方だけが暗礁に衝突した可能性は低い」としている。

4.船体の腐食

セウォル号が20年前に造られた船だということから、老朽化により穴があいたのではとする見方もある。しかし大型旅客船は一般的に定期的な検査を受けており、セウォル号も今年2月に安全検査が済んでいるため、この原因は考えにくいとする意見もある。(翻訳・編集/藤)

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