日中関係の緊張は緩和傾向?中国外交部「鍵を握っているのは日本側」

Record China    2014年4月18日(金) 21時30分

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17日、中国外交部の華春瑩報道官は定例記者会見で、最近の日中関係についてコメントした。

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2014年4月18日、人民日報によると、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は17日の定例記者会見で、「現在、日中関係は非常に深刻な情勢に陥っている。その要因は日本の政治指導者が尖閣諸島問題及び歴史問題において極めて間違った方法を採ったからだ。この問題を解決できる鍵を握っているのは日本側だ」と述べた。

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「報道によると、安倍首相は談話の中で日中関係の重要性について強調したという。最近、日中間における交流は日中関係の緊張した局面が若干緩和傾向にあることを示しているようだが、中国側は最近の日中関係に改善が見られたと思うか?」との質問に対し、華報道官はそのような報道は目にしていないと語った。

また、「中国側は一貫して日中間の4つの政治文書に基づき、両国民の利益に合致し、あらゆる地域の平和と発展に対して有益である日本との戦略的互恵関係を築くことを重視してきた。現在、日中関係が深刻な情勢に陥っている要因は、ここにいる誰もが明らかなように、日本の指導者が釣魚島(尖閣)問題及び歴史問題において極めて間違った方法を採ったことによる。この問題を解決できる鍵を握っているのは日本側だ」と強調した。

このほか、華報道官は「われわれは日本の指導者に対し、日本およびアジア隣国の国民の歴史を正視し、深く反省を促す声を真剣に聞き、日中関係が正常な状態に回復・発展する条件を作るため、実際の行動で、誤りを正すことを求める。同時に、われわれは日本の各界の識者たちが両国民の相互理解や両国関係の改善を促進するために、積極的な努力を払うことを歓迎する」と語った。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)

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