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14日午後2時、思いやりあふれる山東省の人々が提供した血小板が、浜徳高速道路の徳州北南口警務室の玄関前で引き渡された。
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14日午後2時、思いやりあふれる山東省の人々が提供した血小板が、浜徳高速道路の徳州北南口警務室の玄関前で引き渡された。人民網が報じた。
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新型コロナの余波で、河北省石家荘市では献血が進まず、血小板の不足が深刻化している。河北省から血小板の提供を要請された山東省血液センターは、直ちに献血への協力を呼び掛けるガイドラインを策定し、河北省支援のための血小板成分献血を呼びかけ始めた。
徳州市血液センターの鄭輝副センター長によると、「今月9日夜、山東省血液センターから河北省に血小板提供についての緊急支援要請を受けた。そして、同日夜10時ごろ、メディアや微信(WeChat)のモーメンツなどを通して、血小板成分献血への協力を呼びかけた。すると、心ある市民から続々と応募があり、24時間以内に必要な数の提供者が集まった」という。
血小板の保存期間は5日間までと短く、できるだけ効果的に輸血できるように、山東省では13日午前に集中的に血小板の採取を実施した。
「献血の募集を見て、すぐに申し込んだ。元軍人として、石家荘の第一線に行って支援することができず、残念に思っていた。でも今回、血小板を提供できて、自分のできることはしたと思う」と話す徳州の市民・徐鵬さん(24)は、2袋分の血小板を献血した。
「13日に採取して、14日に引き渡したので、河北省が使用できる期間は3日残っている」と鄭副センター長は言う。
14日午前11時半、厳格な血液検査をしたうえで、山東省血液センターのスタッフは、コールドチェーンによる輸送に対する指示にきちんと従いながら、できる限り迅速に血小板を輸送車に積み込んだ。
14日午後1時40分、済南市と徳州市の交通警察の護衛の下、山東省血液センターの血液輸送車が山東省と河北省の境界にある高速道路の出入り口に到着し、徳州市血液センターの輸送車と合流した。そして、141個治療分の血小板が無事河北省血液センターのスタッフに引き渡された。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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