米に配慮?中国海軍が「自衛隊外し」の観艦式を中止=「マレーシア航空機捜索」は口実か―香港紙

Record China    2014年4月18日(金) 8時43分

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16日、行方不明のマレーシア航空機の捜索が続いていることを理由に、中国海軍創設65周年を記念して開催される予定だった国際観艦式が中止されることがわかった。資料写真。

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2014年4月16日、香港紙・サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、行方不明のマレーシア航空機の捜索が続いていることを理由に、中国海軍創設65周年を記念して開催される予定だった国際観艦式が中止されることがわかった。

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15日、中国海軍の梁陽(リャン・ヤン)報道官は、「長期にわたるマレーシア航空機捜索の成果が上がっておらず、乗客の家族が心を痛めている」として、国際観艦式を中止すると発表した。

観艦式には日本の海上自衛隊が招待されていなかったことから、日本および同盟国の米国が強い不満を抱き、米国が参加を取りやめたことが中止の原因となったのではないかとの見方がある。

北京の軍事評論家は、「海軍の大型艦船、最新鋭の艦船が捜索活動に使用されているためだ」と分析している。

一方、マカオの軍事評論家は、米国の参加取りやめが、開催中止の原因になった可能性を指摘し、「米国の気分を害したくないと考えた中国が、マレーシア航空機の行方不明を口実としたのだろう」と分析している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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