フェリー事故による死者、アジアが多いのはなぜか―英紙

Record China    2014年4月18日(金) 6時30分

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17日、韓国の大型客船沈没事故により、アジアのフェリー業界に注目が集まっている。写真は中国の大型客船。

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2014年4月17日、環球時報(電子版)によると、英紙インディペンデントは16日、韓国の大型客船沈没事故によりアジアのフェリー業界に注目が集まっていると伝えた。

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記事では「世界規模で見れば、フェリー事故による死者数は航空機事故を大きく上回っている」とした上で、「死者数はアジアが特に多い。人口密度や航路の多さ、安全基準の不備など複合的な要素によるものだ」と指摘した。今年3月末、タイでは過積載による沈没事故で3人が死亡。インドネシア・ロンボク島でも1月にフェリーが沈没し、十数人が死亡した。

韓国・聨合ニュースによると、同国では、1970年12月15日に323人、93年10月10日に292人が死亡する客船沈没事故が起きている。韓国では、ロシアや中国、日本など海外へのフェリー航路も多いが、主要航路は済州島で、「都会のストレスから逃れたい」人やハネムーン先として人気だ。「韓国のハワイ」と呼ばれる同島には昨年、230万人の外国人が訪れたが、その78%が中国人だった。(翻訳・編集/NY)

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