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干し柿の起源まで主張する韓国人に、専門家「民族的な自尊心に敏感でやることが極端」―中国メディア

配信日時:2021年1月13日(水) 14時20分
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中国の人気YouTuberの李子柒さんの動画に韓国のネットユーザーから批判が集まっている。

中国の人気YouTuberの李子柒(リー・ズーチー)さんの動画に韓国のネットユーザーから批判が集まっている。13日付で環球時報が伝えた。

中国の伝統文化を紹介する李さんは、今月9日にYouTubeに漬物を漬ける様子が映った動画を投稿。この中で、トウガラシを使っていたことや動画に“Chinese Cuisine”、“Chinese Food”などのハッシュタグが付いていたことから、「韓国のキムチをまるで中国の伝統料理のように紹介した」と韓国のネットユーザーらから批判の声が上がった。

さらに、その矛先は過去の動画にも向けられた。1カ月前に李さんが日本語で「この赤い赤い柿があなたに幸せな新年をもたらしますように!」とタイトル付けした干し柿などを作る動画にも「干し柿は韓国のもの」「柿は高麗時代に栽培が始まり、干し柿は李氏朝鮮時代に食べられ始めた。中国の皇帝への貢物にも干し柿が含まれていた」など、柿や干し柿の「韓国起源説」を主張する書き込みが寄せられた。

これについて、韓国メディアのアジアトゥデイは12日付の記事で、「キムチ」と「柿」をめぐる論争は性質が異なると主張。「キムチは製造過程が複雑なのに対し、干し柿は簡単。柿が植えられている場所であれば、世界中どこでも干し柿を作ることができる。そのため、中韓ネット民の干し柿をめぐる論争は無意味だ」とする一方、「韓国のネットユーザーに全く責任がないとは言えないが、事あるごとに言いがかりをつけてくる中国のネットユーザーにも少なからぬ問題がある」と指摘した。

環球時報はこれを受け、「わが国最古の辞典とされる『爾雅』には柿に関する記録がある。そのため、遅くとも漢代にはわが国ですでに柿の栽培が始まっていた」「干し柿の起源にはいくつかの説がある。その中で最も古いのは河南省ベン池県の特産品である『仰韶牛心柿』だ。『ベン池県誌』によると、漢代には『仰韶牛心干し柿』が献上品として朝廷に献上された。もう一つが、陝西省富平県の『富平干し柿』。この地における柿栽培の歴史は古く、漢代の初めからその習慣があった」と古くから柿が栽培されていたことを主張した。

その上で、「このところ中韓のネットユーザーは泡菜(パオツァイ。漬物。“韓国泡菜”でキムチを指す)の帰属をめぐって激しい論争を繰り返した」とし、韓国誠信女子大学のソ・ギョンドク教授が中国のオンライン百科事典「百度百科」の「韓国の泡菜(キムチ)の起源は中国」という記載に抗議し削除させたことに言及。専門家の見方として、「一部の韓国のネットユーザーは民族的な自尊心に敏感でやることが極端。文化的な衝突の色を帯びた言論は好ましくない」と伝えた。(翻訳・編集/北田

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