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<コラム>中国の「トップ20」再生紙産業の現状

内藤 康行    2021年1月14日(木) 10時40分

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2020年12月、中国再生資源回収利用協会の古紙分科会は、「2019年の再生紙業界のトップ20企業」を発表した。中国華東地区の「トップ20」件数は8に達し、大きなアドバンテージを占めた。

2020年12月、中国再生資源回収利用協会の古紙分科会は、「2019年の再生紙業界のトップ20企業」を発表した。中国華東地区の「トップ20」件数は8に達し、大きなアドバンテージを占めた。経営効率では、税制調整の影響と管理コストの上昇により、主要経営インデックスは低下した。一方回収施設方面では、2019年の 「トップ20」の企業のリサイクルステーション件数は、前年比で634件増加した。これは、企業が国の政策支援を背景に回収品の供給元に対する管理をさらに強化したことを示しており、業界の見通しは楽観的であることも示している。

1.「トップ20」のうち8企業が中国華東地区に分布

2020年12月、中国再生資源回収利用協会の古紙分科会が「2019年の回収紙業界トップ20社」を発表した。2018年のリストと比較すると上位3社が入れ替わっている。中でも首位は江蘇紙聯再生資源有限公司で、毫州龍利再生資源回収有限公司は2018年の7位から2位に浮上し、南京啓宏再生資源有限公司は2018年の2位から3位に落ちた。

2019年中国の再生紙産業「トップ20社」ランキング(引用:中国再生資源回収利用協会)

「トップ20」の地域分布で観ると、2019年は華東地区の「トップ20」件数中8社に達し、大きなアドバンテージを占めた。続いて、華北地区と東北地区部の「トップ20」件数はそれぞれ3社と2社であった。華東沿岸地区は、古くから中国の経済・社会の発展地域であり、地方政府は強い財政力、環境保護への需要、環境保護意識を有し、環境保護企業が多いことから、再生紙業界のリーダーで重点地区となっている。

引用:中国再生資源回収利用協会

2.経済インデックスは低下

データによると、2017年から2019年までの、中国回収紙業界の「トップ20」の取引総量は引き続き減少している。2019年では、取引量は946.13万トンに減少した。これは主に、ほとんどの企業の事業規模拡大を制限する税制の変更による。同時に業界の規範性文書がまだ提示されていないため、悪質な競争やその他の要因の影響を受けている。

引用:中国再生資源回収利用協会

同時に、取引量の減少傾向に伴い、「トップ20」の販売規模も徐々に縮小している。2019年、中国の再生紙業界の「トップ20」企業は、売上規模199億5000万元(約3202億円)で、前年比27.29%減となった。

引用:中国再生資源回収利用協会

収益インデックスを観ると、2017年から2019年までの「トップ20」の平均総合粗利益率と平均純利益率の両方が増減し、2019年では最低値に下落した。全体的なパフォーマンスは、事業規模の縮小とコストの上昇等影響が要因だった。

引用:中国再生資源回収利用協会

3.回收ステーション前年同期比で634カ所増加

2019年の「トップ20」企業の回収ステーションの総数は1417カ所で、2018年から634カ所増加し、選別センターの数は116カ所で、2018年から18カ所減少した。回収ステーショントの増加は、再生可能な資源の再生と利用を重視し、都市廃棄物の分別を積極的に推進していることを背景に、再生紙企業が再生品の供給元に対する管理をさらに強化していることを示している。

引用:中国再生資源回収利用協会

引用:中国再生資源回収利用協会

■筆者プロフィール:内藤 康行

1950年生まれ。横浜在住。中学生時代、図書館で「西遊記」を読後、中国に興味を持ち、台湾で中国語を学ぶ。以来40年近く中国との関わりを持ち現在に至る。中国の環境全般と環境(水、大気、土壌)に関わるビジネスを専門とするコンサルタント、中国環境事情リサーチャーとして情報を発信している。著書に「中国水ビジネス市場における水ビジネスメジャーの現状」(用水と廃水2016・9)、「中国水ビジネス産業の現状と今後の方向性」(用水と廃水2016・3)、「中国の農村汚染の現状と対策」(CWR定期レポ)など。

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