中国メディアの澎湃新聞は12日、将来の中国バスケットボール界を引っ張ることが期待される13歳の少女、張子宇（ジャン・ズーユー）さんを紹介する記事を掲載した。

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記事によると、張さんは山東省出身で、小学校卒業後はバスケの名門である清華大学付属中学に進学。また、中国バスケットボール協会のトレーニングキャンプに加わる一人でもあった。身長は小学校1年生の時に1メートル60センチあり、小学校の6年間は毎年10センチ前後のスピードで伸びたそうだ。

米NBAで活躍したヤオ・ミン（姚明）氏に迫る2メートル26センチに達しているとの情報もあり、記事は「張さんの具体的な身長に関する公式データはまだないが、学校で以前行われた身体測定のデータと最新の写真から見て取れるのは、女子バスケの中で『絶対的な第一人者』ということだ」と指摘。張さんの肩が成人男性の頭より高い位置にある写真がバスケ関連メディアの注目を浴びたとも伝えた。

記事はまた、「全国に目を向けると背の高い子どもは少なくないが、バスケに関しては運動能力も見なければならない」として、張さんは特に恵まれた条件を備えていると紹介。両親はいずれも元プロバスケ選手で、その身長は父親が2メートル13センチ、母親が1メートル98センチであることや、5歳の時に父親の試合を会場で見た張さんがバスケに強い関心を示したこと、8歳で正式なトレーニングを始めたことなどの他、張さんがNBAのレブロン・ジェームズとジェームズ・ハーデンに憧れていることにも記事は言及した。（翻訳・編集/野谷）